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明願寺幼稚園では『遊べ！遊べ！どんどん遊べ！』を基本理念に保育活動を行っているお寺の幼稚園です。

　幼少期に様々なお勉強をする傾向にある現代社会において、少子化や戸外の危険が増える中、お子様同士のコミュニケーションをはかる機会が減少しているからです。当園では、この時期にたくさんの遊びを通じて、横の繋がりや年齢差のある縦の繋がりを経験する中で、人間関係の育み方を学び、遊びの中で上下関係や仲間意識を育てて行きたいと考え、実践しております。

　また挨拶・礼儀作法に関しても力を注ぎ、幼少期に１番大切な重要視しなければならない思いやりや優しい心を育む教育に力を注いでおります。一生人を愛し、人に愛される人間である為にも、この時期の心の情操教育は大変大切なものだと考えております。当園の子どもたちは仏教系の幼稚園である為、いつも、みほとけ様に感謝し、みほとけ様みほとけ様に守られている安心感から、優しさや強さを知らず知らずのうちに学び、習得しております。
人や物、動植物、この世に存在するすべてのものに感謝の気持ちをいだき生活する中で健やかに心と体の成長を遂げております。
　さらに一番の特徴であり自慢出来るところは、子どもたちが素直で純粋、心優しく、助け合いの精神に溢れている点、保護者の皆様が、子育てを通じて自分自身も成長し、子育てを楽しんでいるという点にあります。
　自分の子ども以外にも自然に助けの手が差し伸べられる優しさと、器の大きさにあります。保護者の皆様から教職員一同、見習うことも多く、大変勉強になります。保育者一人一人が愛情を惜しみなく子どもたちに注ぎ、悪い時は真剣に怒り、上手に出来た時は全身で褒めて抱きしめ、そして、お友達を助けてあげられた時や何かしら力を貸してあげることが出来た時、子どもたちをもっともっと褒めてあげます。
　これ等のことを日々実践しているので、子どもたちは自信に満ち溢れ　心優しく素直で可愛い子に育っております。
　保護者の方といつでもお子様の成長を一緒に楽しみ喜べる。そんな園長でありたいと思っております

　　　　　　　　　　明願寺幼稚園理事長　　花田　郁実　　園　長　　花田　純瑛　